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【外国人も集まる】島全体が美術館!瀬戸内海に浮かぶアートな「直島」

島全体が美術館! 瀬戸内海に浮かぶアートな「直島」
(C)Flickr/Kentaro Ohno

瀬戸内海に浮かぶ小さな島「直島」。

島内には世界的に有名な作品を所有する美術館が点在するだけではなく、あちらこちらにアート作品がさりげなく設置されていて、まるで島全体が美術館なのです!

人口わずか3000人程の小さな島ですが、ユニークでアートな島には世界中からたくさんの人々が訪れています。

光と影、時間までもが作品の一部「地中美術館


島全体が美術館! 瀬戸内海に浮かぶアートな「直島」
(C)Flickr/準建築人手札網站 Forgemind ArchiMedia

地中美術館」は、その名前の通り建物のほとんどが地中に埋められています。

安藤忠雄氏が設計した建物の中には、クロード・モネジェームズ・タレル、ウォルター・デ・マリアの作品が展示されており、作品を照らすのは窓から降り注ぐ自然光のみ。

島全体が美術館! 瀬戸内海に浮かぶアートな「直島」
(C)Flickr/Todd Lappin

島全体が美術館! 瀬戸内海に浮かぶアートな「直島」
(C)Flickr/Simon

季節やお天気、時間帯によって刻々と表情を変える作品を楽しむことができる非常におもしろいコンセプトの美術館です。この美術館では作品そのものだけではなく、光、影、時など、一瞬一瞬の空間すべてが作品の一部なのです。

泊まれる現代アート美術館「ベネッセハウスミュージアム」


島全体が美術館! 瀬戸内海に浮かぶアートな「直島」
(C)Flickr/Todd Lappin

美術館とホテルが一体となったユニークな建物。地中博物館と同じく、自然光を取り入れる大きな窓を持つ建物は、中にいても常に外の自然を感じることができます。

島全体が美術館! 瀬戸内海に浮かぶアートな「直島」
(C)民家、歯科医院、神社までもがまるごとアート!「家プロジェクト」
島全体が美術館! 瀬戸内海に浮かぶアートな「直島」
(C)Flickr/Carol Lin

現在も人々が住んでいる地域に点在する空き家をまるごと利用した作品。かつて人が住んでいた民家や歯医者さんとして利用されていた建物、神社に至るまで、7軒の作品が点在します。

人が住んでいた頃の様子、その土地や建物にまつわる人々の記憶からインスピレーションを得て創り上げられたという作品は、建物の中、外、空間がすべて作品となっています。

島内に点在するアートたち


島内のあちらこちらにアートがちらばめられた直島。そんな島では、外を何気なく散歩をしているだけでも作品たちに出会うことができます。

島全体が美術館! 瀬戸内海に浮かぶアートな「直島」
(C)Flickr/Todd Lappin

海辺にぽつんと建つ大きな黄色い「かぼちゃ」。黒い水玉模様が印象的なこの黄色いかぼちゃは草間彌生さんの作品で、直島のシンボルでもあります。

島全体が美術館! 瀬戸内海に浮かぶアートな「直島」
(C)Flickr/Kentaro Ohno

見晴らしの良い素敵なベンチで腰をかけている人。新聞を読んでいるのでしょうか?

見る者の視点によって世界は変わる


島全体が美術館! 瀬戸内海に浮かぶアートな「直島」
(C)Flickr/Kotaro 70S

都会の喧騒とは無縁の穏やかな時間が流れる直島。

自然と人間の想像力が生み出した空間、真っ青な海を風に吹かれながら眺めているだけで、日々のストレスが身体からすっと抜けてゆくような気がします。

島全体が美術館! 瀬戸内海に浮かぶアートな「直島」
(C)Flickr/Todd Lappin

風景や空間までもがアートの一部であるこの島では、目に飛び込んでくるものすべてが作品のような不思議な感覚に捉われます。そうすると、見る者の視点ひとつによって、ただ無造作に置かれた石や、木や花、空まで、身の回りのすべてのものが「アート」へと変身する、世界が変わるのだということに気がつきませんか?

何気ない私たちの日常には「アート」が溢れていることを直島は教えてくれます。
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