まさか!?ポケットに入れたスマホが突然過熱。大やけどを負った男性の悲劇
スマホに関する、ちょっと耳を疑いたくなるようなニュースがアメリカから届きました。ポケットに入れていたスマホが、突然過熱してやけどを負い、10日間も入院するはめになった男性がいるようです。
とんだ災難に遭ったのは、米・ニューヨーク州に住む整備技師のエリック・ジョンソンさん。彼が使用していたのはiPhone 5c。
悲劇が彼を襲ったのは、車のキーを落としてかがんだ瞬間。「パキッ」かすかに破裂音が聞こえたんだとか。その直後、何かが噴き出すような「シューっ」という音とともに、左太もも辺りを激しい痛みが走ったそうです。
ポケット内のiPhoneに異変を感じたエリックさん、すぐさま取り出そうとしたものの、パニック状態でなかなか出てきません。やっとの思いでズボンを脱ぎ捨てましたが、ときすでに遅し。脚にやけどを負ってしまいました。
その場にいた兄弟の車ですぐさま病院に向かい、治療を受けたエリックさん。診断は皮膚の内側、真皮にまで達する大やけど。治療のため10日間も入院するはめに。
動画でエリックさんは、異様に変形し膨らんだiPhone 5cを手に、当時の状況を振り返ります。
最初はワケがわからなかった。取り出そうにもポケットの端が溶けてきて。だからとっさに脱ぎ捨てたんだ。
エリックさんはApple Inc.に対し、電話と書面で過熱の原因究明を問い合わせたそうですが、CNNの取材時にはまだ、正式な回答は返ってきていないとのこと。専門家は、バッテリーが破損し、中のリチウムが溶けて過熱した可能性が高いと見ています。
iPhone 5cが発熱する前、彼がかがんだタイミングの破裂音に、悲劇の引き金となった原因がありそうですが・・・。
それにしても、私たち誰にも同じようなケースは考えられます。もちろんこれは、iPhone 5cだけに限った話ではありません。ポケットのなかにスマホを入れて持ち歩く人には、頭の片隅にでも留めておいて欲しい話題でした。
Top photo by Carl Berkeley / Reference:You Tube
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