秘密にして!今すぐ行きたい超穴場リゾート3か国
メジャーな国での観光には飽きてしまった。でも、未開の地に行く勇気はない・・・というジレンマをお抱えの旅人のみなさん。世界には、知名度こそ低いけれども、観光もリゾートも満喫できる国があります。今日は、そんな「穴場」な国を3つご紹介しましょう。
カリブ海に浮かぶ秘密の楽園「グレナダ」
常夏の島で、新しい文化に触れつつも誰にも邪魔されずにのんびり過ごしたい。そんな願いが叶うのが、カリブ海に浮かぶ島国グレナダです。どこかで聞いたことのある名前だな、と思いましたか? それは、きっとスペインのグラナダのこと。グレナダという名は、1520年代にこの地を統治していたスペインにより名付けられたことに由来します。
(C)Pure Grenada
人口約10万人グレナダの魅力は、なんと言っても大自然にあります。ここは、ダイバーもトレッキング好きも、みんなが楽しめる島。クリスタルクリアな海を満喫したら、熱帯雨林でトレッキングはいかが? もちろん、島の歴史を知ることができる博物館や、1,500年もの間変わらぬ姿で立ち続ける要塞などもあり、知識欲も満たせます。
(C)Pure Grenada
アフリカ系住民が約8割、そしてインド系住民、ヨーロッパ系住民と多様な文化がミックスされているグレナダ。8月には”Spicemas Festival(スパイスマス・フェスティバル)”が開催され、それぞれの文化を賑やかに祝います。
世界で一番最初に日が昇る国「キリバス」
赤道直下と日付変更線が交わる地点にあるキリバス共和国は、350万㎢にも渡り点在する33の環礁から成ります。日付変更線にもっとも近いキリバス領のライン諸島は、世界で一番早く日が昇ることで有名。海とサンゴ礁を飽きるほど満喫できるこの国は、今もわらぶき小屋で暮らしながら伝統を守り続けている人びとにも出会える場所です。
(C)Flickr/Nick Hobgood
世界で一番最初に上る太陽に挨拶をしたら、シュノーケリングや釣りへ。ビーチ派でない旅人は、クリスマス諸島でバードウォッチングを。現地で見られる鳥の多くは地面に巣を作り、人間を怖がらないため、至近距離で観察することができるそう。
(C)Flickr/Rafael Ávila Coya
こちらはオトノア島。細い陸地の中央には、巨大なラグーンが。こんな美しいキリバスの景色も、地球温暖化により、今後数十年でほとんどが水没すると予想されています。日本の建設会社である清水建設は、その事実を受け、海上都市の開発を発表。その後キリバス大統領との会談も行われたようですが、昨年キリバスは水没に備え、フィジー諸島のひとつを購入しました。
ピレネー山脈中腹の知る人ぞ知るヨーロッパ「アンドラ」
スペインとフランスの間にある小さな国、アンドラ公国。人口84,000人ほどの、日本ではまだあまり馴染みのない国です。アンドラの魅力は、その地形を生かしたウィンタースポーツや犬ぞり体験。そして、ヨーロッパ最大級の温泉テーマパークです。
(C)facebook/Andora World
こんな山間にあるアンドラですが、街を歩けば小さな博物館やロマネスク礼拝堂がたくさん! お気に入りを探して歩くのも楽しそうですね。さらに、欧州らしくショッピングも楽しめるため、ウィンタースポーツができなくても大丈夫。
(C)Visit Andorra
日本人には嬉しい温泉施設も。ヨーロッパ最大級の”Caldea(カルデア)”で、家族や友だちと一緒に休暇を楽しむのも良さそうです。
「世界は広い」とよく言われますが、調べてみると、まだまだ知らない国がたくさんあることに気が付きます。さて、今度のお休みにはどの穴場国へ行きましょうか。
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