重力が接着剤！石を積み上げて作る「ロック・バランシング」が凄すぎる！

小さな頃によく遊んだ「石」。そんな石を積み上げて作る、「ロック・バランシング」を知っていますか？ただ石を積み重ねていくだけのアートですが、Michael Grab（マイケル・グラブ）さんの「ロック・バランシング」は、接着剤を使用しているのではないかと疑ってしまうほど、想像を絶するものなのです！


隙間なく詰められた石造のアーチ。





水面に立つ、石たち。



立つ石は、波によって崩壊してしまうのか、それともそのままの形を保ち続けるのか・・・

このアートを作り始めた理由とは？

彼が「ロック・バランシング」を始めた理由は、リラックス・ストレス解消、そして遊びといった何気ないところにあります。そこから、「石を積み上げる」という単純な作業に新たな可能性を感じ、スキルアップしていったのだそう。石を積み上げていく中で、バランスのポイントを探り当てる楽しさは「快感」であり、現在の形として完成していったそうです。

また、この単純作業は、いつしか彼自身のメンタルを支える「瞑想」のような存在に変化していったのだとか。


ひとつひとつ丁寧に、石を積み上げていくマイケルさん。



石同士のバランス、密着するポイントを見極めます。



人に個性があるように、石にもそれぞれ癖があるそうです。



絶妙なバランスで積み重なる石の様子。




石同士の接着点やバランスが完璧だと、雪が降り積もったとしても、簡単には崩壊しないようです。




少し風が吹いただけでも、倒れてしまいそうな「ロック・バランシング」。しかし、降りしきる雪の日でも立ち続けるその姿からは、どことなく「強さ」を感じます。儚さと強さを持った、究極のバランスアートと言えそうです。



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