雨の日になると浮かび上がる、撥水効果をつかったストリートアートが世界中で流行ってる!?
新たに開発された撥水性の高いインクを使って、歩道をキャンバスに変えてしまうアーティストが現れたようです!雨の日限定のストリートアートって、珍しいですよね。しかもこれ、自然にも優しいのだそう。
雨の日こそ笑顔に!
「Peregrine Church」さんは、シアトルを拠点に活動するアーティストで、雨の日の町の人たちを笑顔にするために、このアートを考え出したのだとか。驚くことに街からも法律上の問題はないと認められているよう。なぜなら、商業的な利用目的ではなく、使用するコーティングも無害で、効果も一時的。
さらに、雨が降らない限り見えないというところもポイントなのだとか。
通行量にもよりますが、作品をはっきり見ることができるのは最初の数ヶ月だけ。およそ4ヶ月から1年で消えてしまうのだそう。作品はアーティスティックなものから、勇気がわいてくるようなメッセージ、その他にも雨の日にだけ遊べる石蹴り遊びのマス目のようなものなど様々。
彼自信、シアトルの街をとても愛しているようで、こんなことを語っているよう。
「町の人たちに雨を楽しむきっかけをあげられたら、世の中がもっと楽しくなると思っただけです。コミッションをいただくこともありますが、あからさまな広告は作らないつもりです。
雨の日の気分を、もっと前向きなものにしたいという目的がうやむやにされてしまわないように、ゲリラ的に制作していこうと思っています」
一方で、香港では、こんな広告も。
「フィリピンは晴れてますよ」
路上にはスマホで読み取ることができる、QRコードが描かれています。セブ・パシフィック航空が行った広告で、コードを読むことで割引が受けられるというサービス。なんと、インターネットからの予約率が37%も上がったのだそう!それだけ注目が集まった証拠ですね。
水をはじいて浮かび上がる新しいアート。もしかしたらあなたの街にもすでに来てるのかもしれません。雨がふったら、ちょっと気をつけて路上を歩いてましょう。思いがけない素敵なことに出会えるかも知れませんよ?
Top Reference:boredpanda
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