【ギネスブックも認定】最も栄養価の高い果物「アボカド」の効能とは?
じつはかなりすごい果物
通称「森のバター」と呼ばれる、アボカド。その栄養価の高さは誰もが認めるところで、ギネスブックにも最も栄養価の高い果物として記載されている。
健康にいいことは分かっているけど、そもそもどんな栄養があって、どんな効能があるの?というアナタの疑問にお答えしたい。
特筆すべきは
カラダに良い脂肪分
アボカドは非常に栄養バランスの取れた果物だ。老化防止に役立つビタミンEを筆頭に、さらにビタミンA、ビタミンC、カリウム、マグネシウム、リンなどのミネラルを豊富に含む。さらに特筆すべきは、その脂肪分の豊富さ。アボカドはなんと果肉全体の約20%が脂質なのだ。
「脂肪満点って、太るし健康に悪くない・・・?」そう思ったアナタ、心配はありません。アボカドの脂肪分のほとんどは不飽和脂肪酸と呼ばれる身体に良い脂肪分。以下にその働きを解説する。
血液をサラサラにする
オレイン酸の働き
アボカドの脂肪分の大部分を占めるのが、オレイン酸。この油分には、悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす働きがある。結果として血液がサラサラになるので、動脈硬化予防に大きな効果があり、心臓病や脳梗塞などのリスクを減らしてくれる。
つまり「森のバター」は、普通のバターとは違って、コレステロール値を調整し血液を綺麗にしてくれる「美味い上に身体にもよい最高のバター」というワケ。
美味しいアボカドって
どうやって見分ける?
アボカドを美味しく食べるコツは、熟し具合を見極めること。最近スーパーで売られているものには、たいてい「この色になったら食べ頃です」というシールがついている。最初はちょっと難しいけど、何個か食べていくうちに色や柔らかさで食べ頃が分かるようになるはず。
そうしたらきっとスーパーでアボカドに触りながら「うーん、コイツはあと2日くらいで熟しそうだな・・・」なんて目利きを始めるはず!
誰でもできる!
簡単アボカドメニュー
アボカドを美味しくいただくレシピは数多くある。以下にその一例を挙げたい。
①スライスして、オリーブオイル、塩胡椒をかける。(ちょっとした前菜に。白ワインとの相性は抜群)
②2cm角くらいに切ってサラダに入れる。(イタリアン、ポン酢、シーザー辺りのドレッシングをかければ絶品)
③マグロ、タコなどの刺身とわさび醤油で和える。(わさび醤油とアボカドの相性、おそるべし・・・!)
④定番のワカモーレにして、コーンチップスと頂く。(これは、メキシカン・サルサの一種。ビールの最強のおつまみだ!)
安いし、美味いし、身体に良い。これでもうアボカドを食べない理由はなくなったのでは?
Top photo by CIAT / Reference:BloombergBusiness
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