カンボジア繊維工場への社会科見学。ノルウェーの少女たちが涙した、そのワケとは？
オシャレに、
月いくら使ってる？
ノルウェーから3人のティーンエイジャーがカンボジアの首都・プノンペンの衣類繊維工場を訪れ、現地での生活を実際に体験するドキュメンタリー番組が開始した。ファッションブロガーとして活躍する彼女達は自分たちが普段身につけているものが、どこで、誰の手によって生産されているかを知らなかった。初めはちょっとした、社会科見学気分だった。
しかし真実を知った彼女達には、涙を我慢することができなくなってしまう。
「こんな人生って、ある？」止めどなく流れる涙に顔を歪めながら参加者のひとり、ファッションブロガーのANNIKENさんは言う。
現地で見たのは、週に70時間労働して、およそ$130ドルほどの収入で家族を支えている実状。内戦の傷跡から懸命に立ち上がり、ようやく国際社会を歩み始めたカンボジア。しかし、未だに低賃金での過酷な労務や、深刻な児童労働が現実には存在している。およそ5倍の金額を毎月洋服代だけに費やしていたANNIKENさんは、現実に戸惑い泣き崩れる。
製作を手掛けたのは、ノルウェーの動画配信専門チャンネル「aptv」。ドキュメンタリー部門に定評がある制作班が、自国のティーンに伝えたかった真意とは？番組の今後には世界の注目が集まっている。
美しいファッションを支えているのは誰なのか、その存在を知ったことで、彼女達の日常はどう変化して行くのだろうか。
Licensed material used with permission by：You Tube
続きはこちら
