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「早く大人になりたい!」と思わせる、フランス流「4つの子育て術」

早く大人になりたい!
と思わせる、フランス流の子育てとは?

自分が子供のとき、大人になんてなりたくないと思った人もいるかもしれない。一方で、子供が一刻も早く大人になりたがる国も存在している。それがフランスだ。日本とフランスの子育てがどう異なっているか考えてみよう。

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1. 子供を
「小さな大人」として扱う

フランスでは、子供は常に「小さな大人」として扱われる。「小さな」というのは「不完全な」「未熟な」と言い換えてもいい。子供を特別視するのではなく、基本的には大人と同じ扱いをすることが大きな特徴。もちろん子供はまだ大人ではないので、時には手助けが必要かもしれないが、あくまで必要最小限に留めるのだ。大きな愛情を持っていればこそ、子供が完全な大人になることを阻むような、過剰な干渉をしない。というのがフランスの基本的な考え方だ。

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2.全ての生活を、
大人中心にする

日本の家庭では、子供が生まれると子供が中心の生活になる場合が多いように思われる。子供が好きなところに連れて行ったり、遊んであげたり、好きな食事を作ってあげたり。しかしフランスでは全ての生活が大人中心だ。親であることよりも夫婦であることの方が上位に来る方が普通。だから子供は自分も早く大人になりたい、と自然に思うようになる。

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3.夜泣きは放置する

子供が小さい頃、多くの親を悩ませる習慣、夜泣き。日本では泣くたびにどんなに夜遅くても子供を抱き上げて構ってあげるのが基本だが、フランスでは完全放置だ。空腹であるとか、おしめを取り替える必要があるとか、泣いている理由があるときは当然対応する。しかし理由のない夜泣きについては、相手にしない。小さい頃から自立心を育む教育は始まっているのだ。

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4.「そんなことをする権利はない」
と言う

叱り方にも子育ての流儀は現れている。何か子供がやってはいけないことをしたとき、フランスでは「あなたにそんなことをする権利はない」と言うのだとか。

まだ大人ではないのだから、同じ権利は持っていない。「小さな大人」に与えられる自由もまた小さなものだ。自由になるための唯一の方法は、きちんとした大人になること。ずっと不自由な子供でいたい、とは思わなくなるだろう。

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こんな風に育てられたフランスの子供たちは、少なくとも日本と比較すると、早く大人になりたがる子供が多い。もちろん、日本流の子育てにもいい面はたくさんあるが、それが唯一の方法ではない。

世界は広い。いろいろな選択肢を知ることで、自分が最もいいと思う選択肢に気づくことができる。子育てについて改めて考えてみるのはどうだろうか。

 


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