【保存版】2014年。この世を去った、偉人たちが遺した「10の名言」
名優、かく語りき。
経済界、映画界、文芸界・・・。今年も多くの偉人たちが惜しまれながら、この世を去った。名優、かく語りき。見果てぬ夢を抱いて人生を駆けぬけた、彼らからの2014年最後のメッセージです。
1.ロビン・ウィリアムズ
(俳優)
Photo by thierry ehrmann
「人々がキミにどんなことを言おうと、言葉とアイディアで世界は変えられるんだ。」
「正しいことというのは、すべての間違ったことをやった後に残ることなんだ。」
「以前、孤独は人生で最も不幸なことだと思ってた。でも本当に不幸なのは、孤独だと思わせるような人々に囲まれた人生なんだ」
「コメディは偉大な芸術だ。でも人々はいつも『そこに何か意味があるのかい?』なんて言うんだ。もちろん、最高に笑えるんだから意味があるんだよ。」
アカデミー助演男優賞を受賞した「グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち」(1997年)をはじめ数多くの映画に出演。また、TVのコメディー番組で活躍するなど、コメディアンとしても人気を博した。
2. セオドア・バンカーク
(エノラゲイ最後の生存者)
「戦争や原爆では、何も決着しない。」
1945年8月6日、広島に原爆投下した米爆撃機「エノラ・ゲイ」の搭乗員。「原爆が投下されるのを目にし、二度と使用されるのを見たくないと思った」と、後の取材で明かしている。
3. 呉清源
(昭和の碁聖)
「勝負の秘訣は、無理をしないことです。人間はだいたい、無理をしたいんです。」
昭和の碁聖とたたえられ、従来にはない革新的な序盤構想の「新布石」を生み出し、日本の囲碁界に新風をもたらした。
4. 堤清二
(セゾングループ創業者)
「断られてもくじけずに、何度も頼めば5回目くらいには断ることが難儀になるものです。愚直さが相手の心を打つんです。」
「生活総合産業」を旗印に70年代以降の消費文化を育て、無印良品やファミリーマートなどのブランドを確立した。
5. デービット・フロスト
(イギリス・テレビ番組司会者)
「成功を狙うのではなく、大好きなこと信じることをやりなさい。成功は自然とやってくる。」
1977年にリチャード・ニクソン米大統領へのインタビューで、ウォーターゲート事件への謝罪の言葉を引き出し、一躍有名に。
6. ヘレン・トーマス
(アメリカ人ジャーナリスト)
「発言力や影響力のあるものは、言動に責任を持ちなさい。」
ジョン・F・ケネディ以降10人の大統領を取材した、ホワイトハウスの名物女性記者。大統領のプレス会議では最前列に座り、最初に彼女が質問することが習わしとなっていた。
7. アマーG・ボーズ
(音響機器メーカーBOSE創業者)
「技術は人が使うために開発する。人間の心理を熟知することが必要だ。」
MIT大学院にて、独自に音響理論の研究を始め、音響機器界に革命を起こした人物。
8. 山崎豊子
(小説家)
「私には、若くして死んでいった人間たちへの責任があります。だから半世紀も作家を続けてこれたのです。」
「大地の子」や「白い巨塔」「華麗なる一族」など国家や社会問題を世に問う長編小説を書き上げたベストセラー作家。
9.高倉健
(俳優)
「人に裏切られたことなどない。自分が誤解していただけだ。」
「本当に嬉しい、もしくは悲しいと感じたとき、人は『嬉しい』とか『悲しい』なんて言葉を口にするでしょうか。僕はしないと思う。声も出ないんじゃないか・・。」
「いい風に吹かれたいですよ。きつい風ばかりに吹かれていると、人に優しくなれないんです。待っていてもいい風は吹きません。旅をしないと。」
日本を代表する映画俳優。「最後の銀幕スター」と称され、半世紀以上にわたり映画一筋に生き抜いた。
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