ローフードで乳がんを克服した女性。脅威の回復後は366日間連続フルマラソンを完走!
1年間に乳がんと診断される日本人女性は、およそ4万人と言われています。単純計算で14人に1人が乳がんを発症。こう考えると、女性でなくとも発症率の高さに驚くはずです。
この動画に登場するオーストラリア人女性、ジャネット・マレー・ウェイクリンさんも2001年、乳がんを患った経験があります。ですが彼女、がんを克服したばかりか、2013年、366日間連続してフルマラソンを走る、世界記録まで樹立したって!?
彼女の精神的な強さは、この記録からも推測できますが、いったいどうやって驚異的な快復ができたのでしょう。
じつはジャネットさん、2001年に乳がんと診断されたとき、すでに5段階の臨床病期に分類される、ステージ3(局所進行乳がん)にあり、医師からは「余命半年」と宣告を受けたそう。
ところが、彼女は医師のすすめる放射線治療や化学療法に、どうしても自分の身体を委ねる納得ができませんでした。
自然療法でガンに立ち向かうため、ジャネットは徹底的にリサーチをした結果、「ローフード」な食生活の実践にたどり着いたそうです。
さて、ローフードを詳しくご説明しますと、食物が持つ栄養素をそのまま摂取するため、過熱せず生のまま、あるいは極力生に近い状態(48℃以下で調理)で調理された食材のこと。
アメリカセレブの間で話題となり、世界中へと広まった食事法です。生で食べることの利点は、本来食物に含まれる酵素やビタミン、ミネラルを効率よく体内に取り込むことができること。
本場アメリカでは、マドンナをはじめデミ・ムーア、ダナ・キャラン、アリシア・シルヴァーストーンらもローフーディスととして知られています。
乳ガンを克服した
彼女のメニューとは?
ジャネットさんがトライしたのは、食事をすべて野菜ジュースに替えるという治療法。このジュース断食を提唱する「Breuss cancer cure」に基づいて42日間、ひたすらに野菜ジュースを飲んだそうです。ジュースにすることで一層、血液への吸収が高まり、体内エネルギーが生産されるという考え方でした。
ビーツ、キャベツ、ブロッコリー、芽キャベツといったアブラナ科の野菜。そしてフレッシュハーブをふんだんに取り入れたジュースを毎日少しずつ、少しずつ。
42日後、今度はニンジン、青リンゴ、ウィートグラスを加えたジュースを18ヶ月間。スゴい・・・・。とにかく徹底した食事療法にこだわったと語るじゃネットサン。
「ウィートグラスは、悪性の細胞の除去に効果的だからマストアイテムね。ガン細胞は酸化された環境では生きられないの。運動して意識的に呼吸をして、ウィートグラスジュースを飲むことよ。酸素って、とてもいいのよ」
もちろん、ローフード食をすれば乳がんが克服できるという科学的根拠はありません。ジャネットさんのように、自然療法が上手く機能したことが、すべての乳がんに苦しむ人々の、手だてになるわけでもないでしょう。
ローフードの可能性を信じて続けた、ある女性に起きた小さな奇跡の物語でした。
Reference : You Tube
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