【#90秒が恐ろしすぎ】それでも飛びたい・・・死と隣り合わせの「ウイングスーツ・フライング」
鳥のように空を飛べたら・・・。子どものころ、大空を見上げてそう願ったかもしれない。そんな夢を実現してしまう驚異のアイテムがこの「ウイングスーツ」だ!
正直、怖い!
空飛ぶ夢のアイテムだけど、
危険すぎ!
身体全体を翼のようにできる特殊ジャンプスーツは、身に着けた姿から、「ムササビスーツ」とも呼ばれている。
では、このスーツを身に着ければ誰でも簡単に空を飛べるのか?もちろんカンタンなわけはなく、スーツを扱うためには、世界標準のルールで、最低200回以上のスカイダイビングの滑空経験と、インストラクターの個別指導が必須。
紹介した動画でJeb Corliss氏が行っているのは、「ベースジャンピング」という競技。これは普通のスカイダイビングとは違い、建造物や断崖などからパラシュートを背負って飛び降りる。
着地点までの高さが低いことや、地面や崖すれすれの場所をすさまじい速度で飛んでいくので、あらゆるエクストリームスポーツの中でも最も危険度が高いもののひとつと言われている。#1分30秒~の映像を見て欲しい。滑空速度が尋常じゃない!
年間数十人のジャンパーが命を落とす
ウイングスーツ・フライングやベースジャンピングの死亡事故はかなり多く、毎年数十名程度が世界各地で命を落としていると言われている。死亡事故の原因は、障害物への接触やパラシュートの不具合など様々。
動画のジャンパーであるJeb Corliss氏も、2012年に南アフリカ、ケープタウンのテーブルマウンテンからジャンプした際に崖にぶつかって大怪我を負っている。近年では装備も強化され、競技人口も増えつつあることで、少しずつスポーツとして認知されつつあるが、競技があまり公に行われないため、死亡や怪我のリスクを統計的に把握するのが未だに難しい。
死と隣り合わせのスリルを統御しながら、大空を身一つで舞うジャンパーたち。このスーツを身に着けるには、命がけの強烈な覚悟と意志が必要だ・・・。
Top photo by: Skydive Lillo Centro de Paracaidismo
Reference:HUFF POST SPORTS, Jeb Corliss – Grounded on Youtube
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