海外旅行アンテナ

海外の情報を紹介してます。 ブログ内検索していただくことによって有益な情報を検索できます。

【2/21から】みんなどこか少し愚か。だからいい。映画「ナッツジョブ」

【2/21から】みんなどこか少し愚か。だからいい。映画「ナッツジョブ」
(C)REDROVER CO.,LTD.ALL RIGHTS RESERVED.

全米で記録的な大ヒットを飾った映画「ナッツジョブ サーリー&バディのピーナッツ大作戦!」がいよいよ2月21日から日本でも公開されます。

昨年社会現象ともなった「アナと雪の女王」のディズニー、「トイ・ストーリー」や「カーズ」といった人気シリーズがあるピクサーなど、メジャーなスタジオ作品と肩を並べる! とハリウッドでも絶賛された本作品。早速試写会へ出かけてみました。

愛らしい動物たちが、強盗に!?

【2/21から】みんなどこか少し愚か。だからいい。映画「ナッツジョブ」
(C)REDROVER CO.,LTD.ALL RIGHTS RESERVED.

主人公は、ずる賢くいつも皮肉たっぷりのリス、サーリー。ルールなんておかまいなしの彼は、パーク(公園)の仲間たちからのけ者にされています。相棒は、お人好しなネズミのバディ。目下二匹の目的は、きたる冬のための食糧確保です。

街にあるピーナッツ店に潜入したサーリーたちは、ナッツ強盗をたくらみますが、実はそこは銀行強盗たちの隠れ家で・・・!

人間社会の縮図のような物語

物語がすすむにつれ、不思議な感覚にとらわれます。みんな、どこか少しずつ愚か。主人公は自分勝手だし、パークの仲間たちも、「正義感あふれるヒーローなのにナルシスト」「人望あるヒロインなのに判断ミスをする」「みんなをまとめるリーダーなのに実は・・・」などなど。それが妙に人間社会を映していて、“人っていろんな面があって、だから人間関係って複雑なんだよな”としみじみ思ってしまうのです。

特に、いつも悪行を働くサーリーが、「今度もきっとサーリーが悪だくみを働いたんだろう」と仲間たちに締め出されるシーンでは、偏見や集団の恐さについて改めて考えさせられました。

一見、痛快なアクション・コメディ。しかし大人が冷静に観ると、現実社会への教訓や警告がいろいろ隠されている映画「ナッツジョブ」。本国アメリカでは、早くも続編公開が予定されているそうですよ。

【2/21から】みんなどこか少し愚か。だからいい。映画「ナッツジョブ」
(C)REDROVER CO.,LTD.ALL RIGHTS RESERVED.
■「ナッツジョブ サーリー&バディのピーナッツ大作戦!」

http://www.nutjob.jp

2015年2月21日(土)全国ロードショー/日本語吹替/86分
製作:アメリカ・カナダ・韓国(2014年)
配給:株式会社インターフィルム
提供:インターフィルム/ショウゲート
原題:TheNutJob
監督・原案・脚本:ピーター・レペニオティス【声の出演】
サーリー役:阪口周平(イナズマイレブン)
アンディ役:沢城みゆき(ルパン三世)
グレイソン役:伊藤健太郎(ONE PIECE
ラクーン:小山力也(名探偵コナン)


続きはこちら