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なぜ、日本の伝統芸能は「KENDAMA」として生まれ変わったのか

日本文化が世界で新しく生まれ変わる
「KENDAMA(けん玉)」

けん玉と言えば日本の伝統の遊び道具のひとつ。小さい頃に触った記憶はあるけれど、ネイティブにリアルタイムで流行ったというよりは、なんとなく大人に与えられて遊んだというのが正しい感覚かも知れない。

しかし、ちょっと前からけん玉は「KENDAMA」として海外で生まれ変わり、ネイティブな遊びとして若い世代に愛される様になった。映像でみればわかる通り、まるでスケボーやダンスのようなスタイリッシュな遊びへと進化している。

ひとつ目の動画はアメリカのプロスポーツチーム「Kendama USA」が行った、「KENDAMA」のルーツを探る日本ツアーだ。動画に出てくる様々な「トリック」は、まぎれもなくプロフェッショナルなエンターテイメントと言える。

2012年頃から音楽とファッションを愛するエクストリームスポーツ業界の間で「KENDAMA」が流行した。それにあわせて日本に逆輸入されたことで国内メディアにも大きく取り上げられる様になった。今となっては、ドイツなどヨーロッパにもプロチームが編成され、新しい「KENDAMA」の製品や、ヨーヨーのようなトリッキーなスキルが開拓され続けている。

リバイバルされたKENDAMAの新しい文化をいち早く察知し、一般社団法人「GLOKEN(Global Kendamas Network)」を発足した「窪田保」氏はこう語る。

「近年の世界のけん玉事情を鑑み、一刻も早く行動を本格化しなくては、日本だけが取り残されるという危機感がありました。海外では信じられないような高度な技や、魅力的な製品が日々生み出されていいます。いきいきした表情でけん玉を操る様子に、ある種の嫉妬と、悔しさを覚えました。

日本からもけん玉プレーヤーが海外の大会に出向き、交流を深めています。自分には何ができるだろうと考えた結果がGLOKENでした。

自分自身、けん玉が好きで、もっと魅力を伝えたくて10数年間ずっと手放さずにいました。けん玉を楽しみ尽くすための場づくりや、お膳立ては、少し先に生きる大人の義務として、果たしたいと思います」

国内のアパレル界も既に注目している「KENDAMA」のムーブメント。目が離せないかも?

Reference:YouTube
Licensed material used with permission by Kendama USA


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