アラジンの世界!迷路のようなエキゾチック屋外市場「グランドバザール」
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トルコのイスタンブールにあるグランドバザール。 トルコ語で「屋内市場」を意味する“Kapali Carsiカパル・チャルシュ”と呼ばれるこの市場は550年以上もの歴史を持ち、世界最大規模の市場のひとつとしても知られています。
迷路のように入り組んだ、エキゾチックな空間
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1461年のオスマン帝国時代に市場が開かれてから時を経るにつれ、どんどん店舗が増設されたグランドバザール。現在この屋内市場には60ものストリートがあり、お店の数はなんと、4000軒とも5000軒とも言われています。右へ左へと通りが入り組み、商店だけではなくモスクや給水所、カフェなども点在するバザールは、まるで巨大な迷路。
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様々な商品が雑然と並ぶ様子や、トルコランプのエキゾチックで幻想的な光に心を奪われ夢中になって歩いていると、大人でもうっかり迷子になってしまうほど。せっかくイスタンブールに来たからには、たっぷりと時間を取って足の赴くままに迷宮散策を楽しみたいですね。
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バザールにはカフェもあるので、散策に疲れたら素敵なお店を見つけてトルココーヒーやアップルチャイを片手にほっと一息付いてみましょう。
どんなものが売られているの?
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「アラジンと魔法のランプ」の世界に迷い込んだかのような不思議な世界が広がるグランドバザール。並べられているものは旅行者向けのお土産グッズをはじめ、エキゾチックなランプ、香辛料、ハーブティー、コスメ、ジュエリー、絨毯、食器、香水瓶、トルコ風のクッションカバーやテーブルクロス、スカーフ、お洒落なタイルなどなど、挙げるとキリがありません。
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見て歩くだけでもワクワク、ちょっとした宝探し気分を味わえます。
これぞバザールの醍醐味?!
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おもちゃ箱をひっくり返したように、様々な商品が所狭しと並べられているバザール。あれもこれも・・・と、つい目移りしてしまいますが、気になるものがあればお店の人に値段を聞いてみましょう。バザールでは商品に値札が付けられていないことが多く、ほとんどが言い値。観光客が多いグランドバザールでは、相場より高い値段を言われることも珍しくないですが、上手に交渉するのもバザールでのお買い物の醍醐味。お店の人とのやり取りが、素敵な旅の思い出となるかもしれません。
ランプの魔人に会えるかも?
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どんなものに出遭えるかわからないグランドバザール。雑多感が堪らない不思議な空気が流れるこの空間を歩いていると、子供の頃に味わった、あの何とも言いがたいドキドキ・ワクワク感が胸いっぱいに広がります。まさにエキゾチックトルコの魔法!そんな童心に返った私たちの目の前に、ひょっとすると魔法のランプが現れるかもしれませんね・・・!
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