宿題完成までに、5年かけた高校生。「1/60 旅客機」が、あまりにも精密すぎ!
本物と見まがう紙ヒコーキ
紙を使って模型を作る。ペーパークラフトをご存じの方も多いだろう。そのペーパークラフトで1/60スケールの大型旅客機「ボーイング777」を、本物そっくりに製作する人物がいる。なんと、高校の授業課題で取り組み始めてから丸5年の月日をかけ、今なお製作中という(もちろん、高校は卒業)。
製作過程を映した写真や動画がアップされるたび、あまりの精巧さに「もはや芸術の域!」と、飛行機マニアのみならず話題を呼んでいる。
高校の授業の課題だった
誰もなし得ない偉業に挑む、Luca Iaconi-Stewartさん。高校の授業の課題としてペーパークラフト製作に選んだのがボーイング777。じつは、オンラインから設計図をダウンロードしてきて、紙での再現を目指したという。もちろん、飛行機製造のノウハウなどあるはずも無かった。現在、Lucaさんは建築デザイナーとして活躍する傍ら、スキマ時間に飛行機の製作に精を出す。
最初はこんな骨組みからスタート
実際の飛行機同様、パーツも非常にたくさん!
全体像がこちら。これだけでも随分と飛行機らしくなってきた。
座席もひとつひとつ精巧に作り上げる。
両翼が取り付けられる前のボーイング777。
本物の飛行機のようにすっぽりとシートが納まった。
トイレだってこの通り。
コックピット内部もしかり再現。
こちらはビジネスクラス。座席のゆったり感が伝わってくる。
サスペンションも完璧に再現。これで離陸も着陸も問題なし。
最後の大仕事は主翼の取り付け。
ここまで精密に再現すれば、もはや飛行機の設計技師としても食べて行けるレベルでは?偉業としか言いようがない彼の超大作、この春には完成予定だそう。詳しい組み立てや塗装の様子は動画にまとめてある。Luca Iaconi-StewartさんのYouTubeチャンネルもぜひご覧いただきたい。
Reference : You Tube
Licensed material used with permission by Luca Iaconi-Stewart
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